コンバンワ、経塚丸雄です。
昨夜に引き続き、作家の収益手段についてお話しします。
今宵は小説家ですね。
まず、本を執筆します。
長編小説1冊で最低10万文字でしょうか。
次に、出版社の方で「初版〇〇冊出すよ」と決めます。
(この辺は微妙で、執筆前に初版数が決まっている場合も多い)
仮に初版2万部なら「1冊の値段×10%×2万」が受け取れます。
600円の文庫なら120万円ですかね。
その後、増刷されれば、その都度「1冊の値段×10%×増刷数」が貰えます。
経塚の本はあまり増刷されませんが(=売れませんが)、
例外的に「THE LAST/NARUTO THE MOVIE」の小説版は幾度も増刷されました。
丸一年は、出版社から中元・歳暮が届いたものです。
過去の栄光です、トホホ。
さて、自作の小説が映画化されたとします。
小説家は一応「原作者先生」としてリスペクトされますが、
作品の使用料は、小規模映画だと100万円ぐらいしか貰えません。
(勿論、原作がベストセラー小説だったり、大予算映画の場合は異次元でしょう)
ま、映画化されたことで本の売り上げ部数は伸びるでしょうけどね。
そんな感じで、作家さんたちも必死で生きております。
それではまた、明晩19時に!
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