三方ヶ原での彼は、若気の至りで負けたのか?

コンバンワ、経塚丸雄です。

 

 現在「三河雑兵心得3」を執筆中です。

(正式な題名は「三河雑兵心得・足軽小頭仁義」となります)

 

今、元亀3年(1573)12月22日の「三方ヶ原の戦い」を描いているところです。

30000の武田勢にヤケクソとなり、わずか11000人で挑んだ家康は大敗をきします。

「死ぬ、死ぬ」と興奮状態で、粗相までしたとか――戦国武将失格です。

様々な小説や論考の対象となっている戦いですが、概ね「家康の若さからくる失敗」との評価が定まっています。

 

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有名な、この「しかみ図」の影響もあるのでしょうね。

 

でも、当時の家康は数えで30歳。

16歳での初陣以来、戦場で鍛え上げられた戦国武将です。

「若気の至り」「経験不足からくる失敗」では説得力が弱いと思っています。

 

で、「三河雑兵心得3」は――

「結果的には敗けたが、あくまでも合理的に戦いを挑み、采配した」

――そんな立場から描いています。

少しだけ風変わりな家康像です。

興味のある方は、6月上旬の刊行ですので、一度読んでみて下さいね。

面白いですよ!

 

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拙作「三河雑兵心得1・足軽仁義」のインタビュー記事です。 

note.com


 放送を見逃した方、もう一度見たい方、ズッとシナモンと一緒にいたい方は、DVD&ブルーレイでお楽しみ下さいね。 

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それではまた、明晩19時に! 

 

新刊書です。読んでちょ! 

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