コンバンワ、経塚丸雄です。
若者言葉は苦手ですが、脚本の仕事では使わないわけにもいきません。
必死で勉強した上で、「余裕で使ってますよ～」みたいな顔して執筆しています。
ま、「三河雑兵シリーズ」は戦国期の話だから、若者言葉で悩むことはないですね。
「ワンチャン」は大きく4つの意味を押えておけば大丈夫みたいですよ。
（１）「わずかだが可能性はある」と思う場合に使うワンチャン。
「母さんも、ワンチャン許してくれるよ」
「ワンチャン二次志望校は合格できそうだ」
ひょっとしたら行ける。もしかしたら大丈夫……の意味です。
（２）願い・願望に付ける場合のワンチャン。
（２）の意味と違って、可能性の有無や程度は問題じゃありません。
「神様、ワンチャンお願いします」
「ワンチャン、二次志望ぐらい合格したいよ」
つまり「ひたすら幸運を願っている」場合のワンチャンです。
（３）自分や他人を激励する場合のワンチャン。
（１）や（２）をさらに進めて「絶対大丈夫」と鼓舞する言葉になります。
「お前なら、ワンチャン大丈夫だよ！」
「私、ワンチャン留学するわ！」
つまり、この意味の場合「絶対に」に置き換えられますね。
（４）「ワンナイトラブ」や「お持ち帰り」を指す合コン用語。
（4）は兎も角……
「可能性あり」を強調したいときは（１）で、「神様お願い」を強調したいときは（２）、「決心・激励」を言い表したいなら（３）――と使い分ければ完璧でしょう。
……ふう、日本語、難しいッス。
それではまた、明晩19時に！
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