作家になれていなかったら、
俺の人生、さぞ悲惨だったと思いますよ。
や、別に作家でなくてもいいけど、せめて
家の中で一人でやれる仕事でないとキツイ。
職人やら、画家やら、自宅警備員やら。
そもそも、対人の距離感が掴めない。
打ち解けていい相手なのか?
距離を保った方がいいのか?
好かれているのか?
嫌われているのか?
自閉症ナンタラとか言い出すつもりは
さらさらないけど、
「不得意」「苦手」なのは事実です。
そうなると――
在宅ワークの典型たる作家業は
天職と言えるわけです。
天職なら、妥協や甘えなく頑張れるし、
もし、この先ぜんぜん売れなくなっても
ゆめ後悔などはしないでしょうね。
だって毎日、対人の距離感に悩んで
「嫌だな~」「向いてないよな~」
と、愚痴って生きずに済んでいるのだから。
かなり幸せなことだと思っちょります。
作家にしてくれた神様に感謝、感謝、感謝!
作家でいさせてくれる読者の皆様にも感謝!
それではまた、明晩19時に!
三河雑兵心得シリーズの最新刊でやんす!
10月14日の発売でおま。
以前出した単行本を文庫化して貰いました。
随分と手を入れましたので、
かなり読み易くなっております。
読んでね!