コンバンワ、経塚丸雄です。
嫁と経塚で好みが分かれるのは「ういろう」や「すあま」です。
嫁は、かなりのアンチで「あんなもの、意味が分からない」と申します。
嫁によれば「米と砂糖の味しかしないし、歯にくっついて不快」である由。
(ひどい言われ様ですね、ハハ)
一方、俺は普通に好きです。
そもそも「ういろう」と「すあま」はどう違うのか?
ういろう→米粉と砂糖と水を混ぜ、カタに入れて蒸した和菓子。
名古屋・山口・神奈川(小田原)が名産。
すあま→上新粉と水を混ぜて蒸し、砂糖を加えて捏ね、形を整えた和菓子。
主に東日本で食べられ、関西人からは「?」と言われることも。
ハッキリと違う点は作り方のようですね。
蒸してから砂糖を混ぜるか(すあま)、混ぜてから蒸すか(ういろう)。
蒸してから成型するか(すあま)、カタに入れて蒸すか(ういろう)。
蒸した後に捏ねるか(すあま)か、捏ねないか(ういろう)。
――ま、確かに違います。
材料に関しては微妙です。
「米粉」と「上新粉」の違いですが……色々と考え方があるようです。
(1)米粉は上新粉の上位概念であり、上新粉は米粉の中の一種類説。
(2)米粉=上新粉説
(3)両者は別物で、お米の粉の中で一番「きめ細かい」のが米粉。一番「粗い」のが上新粉説。
食品行政上の区分などはなく、慣習的な区別だそうです。
――ま、ざっくり「材料は大差なし」でOKでしょう。
要は、粉にしたお米ですからね。
毎年、嫁からのバレンタインデープレはチョコでなく「ういろう」です。
嫁が苦手な菓子を、日頃の買物でわざわざ買いませんからね。
「バレンタインぐらいは、心おきなく食べてね」という気持ちなのでしょう。
有難く頂戴しております。
それではまた、明晩19時に!
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