コンバンワ、経塚丸雄です。
今日は3月1日――お陰様で、ブログも五ヶ月目に入りました。
沢山の方に訪れて頂き、感謝しかありません。
今後とも「戦国好きの犬漫画・経塚丸雄のブログ」を宜しくお願いします。
できるだけ外出は控えております。
ま、家でやる仕事でよかった。
手洗い・換気はなぜ有効か
コロナウイルスの表面にはスパイク状のたんぱく質があり、これが人の粘膜に引っかかって罹患する仕組みです。 スパイクがなければ、ウイルスは人体に侵入できません。
石鹸での手洗いが推奨されるのは、石鹸の成分の界面活性剤が、このスパイクの基盤となっているエンベロープという組織を、スパイクごと剥してしまうからです。水洗いもいいですが、是非石鹸で洗って下さい。(石鹸使用で20秒以上.。byアメリカCDC)
同じ理由で換気も有効です。エンベローブは剥がれやすい組織で、空気の流れにさらされるだけでもウイルス本体から脱落してしまいます。コロナウイルスが単体で空気中を漂う空気感染が(今のところ)心配されていないのは、このためでもあります。換気も重要です。
マスク&メガネもある程度は有効
コロナウイルスは微小ですが、空気よりは重いです。だから単体では空気中を漂いません。地面に落ちます。よって空気感染は(今のところ)心配されておりません。
ただ、飛沫感染とエアロゾル感染は心配です。
飛沫(ウイルスが、粘液などに覆われた状態で飛ぶ)は大きさが桁違いで1~2㎜もありますから、普通のマスクの表面でもトラップされます。N95やサージカル(手術用マスク)でなくとも感染を防げます。
メガネも、少なくとも正面からの飛沫は防いでくれます。脇までカバーするゴーグルがなくても、普通のメガネも「ないよりは罹患の確率を下げる」と思います。
それに、マスクもメガネも、ウイルスのついた手で口や目を「うっかり触ってしまうリスク」が減りますね。
確かに、エアロゾル(霧状になった水滴)感染は、普通のマスクでは防げませんが、でも医療機関以外でウイルス入りのエアロゾルが漂っている確率は低いです。ウイルス入りのエアロゾルを吸わないためには、ワイドショーの言説にまどわされ、不確実なPCR検査を求めて医療機関をハシゴするのは止めた方がよさそうです。
ただ、注意が必要なのは、一日使用したマスクやメガネの表面には、まだ伝染力のあるウイルスが残っているということ。帰宅後、マスクやメガネの表面を触り、その手で鼻をほじれば、これは伝染します。マスクは基本、使い捨て。メガネは、食器用洗剤で洗いましょう(洗剤には界面活性剤が入ってます)。
メガネを洗うのが嫌な方は、空気の流れのある場所に置き、少なくとも数日放置すれば、ウイルスの伝染力はなくなっているはずです(コロナウイルスの空気中での生存時間はまだ不確定ですが、アメリカCDCの実験では数時間ほどである由)
「今のところ」…継体の恐怖
「今のところ」と書くのは、このウイルス、人から人に伝染する毎に、ほんの少しずつ遺伝子が書き換わっていくらしいんですね。これを「継体」といいます。「世代を重ねる」という程の意味です。だから、どんどん毒性や伝染性が強まることだって考えられる分け。上で述べた「エンベロープが剥がれやすい」も、どう変化して「強靭なエンベロープ」を備えるようになるかも知れません。
じゃ、どうするか?
残念ながら、対策は「継体の頻度を減らす」のみです。人から人へ伝染するとき、ほんの少しだけ遺伝子の変異が起こります。政府が休校や、人が集まるイベントの自粛を求めているのはこのためです。
消極策しかないのが現状ですが、しばらくは体調管理(睡眠&栄養)を心がけながら、家で大人しくしていましょう。そのうち特効薬もできるでしょうし、継体により毒性が強まったと判断されれば、政府が200万錠保存しているといわれる日本製の抗ウイルス薬(アビガン錠……とても効きますが、副作用も強烈です)が、満を持して投入されるかも知れません。
皆様、くれぐれもお大事になさって下さいね!
それではまた、明晩19時に!