【三河雑兵心得】武田信玄ディスリ大会

コンバンワ、経塚丸雄です。

 

今夜は、満を持して武田信玄をディスリます。

 

武田信玄ファンの方、戦国無興味の方は、漫画だけ読んで、後は逃げて下さい!

 

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現在執筆中の「三河雑兵心得2」(4月刊行)では、徳川勢による永禄11年~の遠江(静岡県西部)侵攻を中心に描いております。

慎重な家康は、遠江に攻め込む直前の永禄11年10月に、信玄と密約を結びます。

 「今川は落ち目だら。アンタとワシで今川領の遠江と駿河を分け取りするがね」

 「ほんじゃ、大井川から東はワシが獲るずら、アンタは大井川の西を押えればええ」

 「ほうか、約束だら!」

 「おう。武士に二言はないずら」

と、甲州弁と三河弁で密約を結んだにもかかわらず、

家康が遠江に侵攻すると、信玄は早速、秋山虎繁の部隊を遠江に入れています。

で、家康がこれに手紙で抗議すると(永禄12年1月)、信玄は…

 「あれは秋山が独断でやったことずら。秋山を叱って、すぐに撤収させるずら」

と、返信しましたが、勿論秋山隊は撤退などせず、遠江に居座り続けます。

家康激怒!

 「ンもう~ッ! 信玄は信用できんだら! アイツ、ヤな奴だがね!」

 

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ホント、信玄だけは隣人にしたくありません。

こんな男と国境を接する若き家康の恐怖感・不快感は、察するに余りあります。

三方ヶ原での攪乱・判断ミスも、むべなるかな。

あ、「三河雑兵心得3」(6月刊行)では、三方ヶ原戦の前後を描きますよ。

頑張れ家康! 負けるな家康!

(ま、そういう家康さんも、あまり人気がある方ではないですけどね)

 

ではまた明晩19時に!

 

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