コンバンワ、経塚丸雄です。
上の漫画を嫁に見せました。
「レイの真意が伝わりにくいよ」
「そ、そんなことあるかい!ちゃんと読めば……」
「レイは先回りして、ネコをやっつけようと木の陰に隠れてた。でも
飛び出したときには、もう猫は通り過ぎていた……でしょ?」
「当然そうさ」
「ただ、レイは猫を救おうとしてクピを止めた、と受け取る人もいるよね?」
「おお……う~ん、確かに」
「解釈が二通り成立するようじゃダメじゃない?」
「あ、な~る……」
「アナル?」
「なんでやねん!」
と、夫婦漫才を繰り広げることになってしまいました。
ま、嫁の指摘の通りではあります。
では、経塚はどうすべきだったのでしょうか?
わかりにくさをどう是正すべきだったのか?
たとえば、
2コマ目に、レイの心中を表す吹き出しを挿入するのはどうでしょう?
吹き出しの中で、レイは猫をトンカチでブッ叩いています。
これならレイの真意は一義的に伝わります。
スペースがなくなるから、配置を調整せねばなりませんけどね。
または
3コマ目で、レイはトンカチを振り下ろしますが、猫は通り過ぎた直後で、
クピの目の前の地面をブッ叩いてしまいます。クピ、驚愕!
これでも「ああ、猫を狙って失敗したんだな」とだいたい伝わると思います。
なるほど、そうすればよかったんですね、アハハハ、や、参った参った。
や、ま、メンドいし……御免なさい。
ではまた、明晩19時に!