コンバンワ、経塚丸雄です。
いよいよ出ます!
以前から、本ブログで「一月末日が締め切りで~」と呻いていたのは、
この「三河雑兵心得・足軽仁義」の第二巻「三河雑兵心得・旗指足軽仁義」の
締め切りだったのですね。 (あ、お陰様でなんとか間に合いました)
「三河雑兵心得・旗指足軽仁義」は4月中旬に、双葉社から刊行されます。
そして第三巻の「三河雑兵心得・足軽小頭仁義」は6月中旬に刊行されます。
つまり、2月、4月、6月と矢継ぎ早に刊行して「売ろう!」との版元さんの作戦。
吉と出るか? 凶と出るか?
題名を見てお感じになる通りで、主人公の若者は毎巻少しずつ出世していきます。
「足軽」→「旗指足軽(軍旗を持つ名誉な役目)」→「足軽小頭(分隊長)」
ただ、ガンガン出世し、大名にまでのし上がる英雄譚を描くつもりはありません。
百姓上がりの足軽が、仲間と少しずつ出世して、最後は足軽大将ぐらいかな?
足軽大将とは、時代劇の鬼平(長谷川平蔵・先手弓頭)ぐらいの地位です。
足高1500石の立派な幹部ですが、決して天下国家の話にはならない。
その分、雑兵たちの人間模様と戦闘を丹念に描けると考えております。
今回の作品は、今まで書いてきた小説の作風とは大きく異なります。
「オチャラケ風」ではないから、時代考証にもより力を注ぎました。
(だから筆名も、経塚丸雄ではなく「井原忠政」にしております…覚悟の表れ)
当然、時間もかかりますし、神経も使います。
…
ま、売れない作家に文句や我儘をいう権利なんてない、との自覚は御座います。
腹をくくって、後は書くだけです!
早速、第三巻「三河雑兵心得・足軽小頭仁義」にとりかかりましょうか!
それではまた、明晩19時に!