三河雑兵心得6「鉄砲大将仁義」本日発売!

コンバンワ、経塚丸雄こと井原忠政です。

 

お蔭様で無事に発売されました!

ファンの皆様、第六巻の刊行が

遅れましたことを お詫び申し上げます。

ただ、その分、来月早々にも

第七巻が連続刊行されますので、読んでちょ!  

 

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鉄砲大将とは、足軽鉄砲隊の隊長の通称です。

別名、足軽大将とも言いますが、

足軽弓隊、足軽槍隊の隊長と区別するため、

敢えて「鉄砲大将」と呼んだそうです。

 

「大将」と言っても、

現代の軍隊で言えば少佐か中佐ぐらいかな?

 

江戸時代にも、この役職は残り、

先手弓頭、先手鉄砲頭などと呼ばれ、

役高(基準となる本給)は1500石。

儀式時の正装として

「布衣」の着用が許されました。

 

 

テレビで御馴染み(古いか?)の

長谷川平蔵(鬼平)がこの役職です。

先手組の頭二人が、

火付盗賊改方を兼務したんですね。

これを「出役(でやく)」と呼びます。

1500石の役高に加えて200石が

役料(人件費)として支給されました。

 

因みに、鬼平は先手弓組の頭でしたから、

鉄砲大将ではありません。弓大将ですかね。

 

それではまた、明晩19時に! 

 

 

9月9日から、絶賛発売中!

 

 

 以前出した単行本を文庫化して貰いました。

随分と手を入れましたので、

かなり読み易くなっております。

読んでね!