コンバンワ、経塚丸雄です。
戦国期の馬は小ぶり、とよく言われますね。
確かに現代のサラブレッド種と比較すると、かなり小さかったようで、失礼な外国の文献には「犬のような馬に乗っている」なぞと書いてあります。
ただ、軍馬はそれなりに大きな個体が選抜されました。
肩までの高さ四尺(約百二十センチ)を軍馬の最低限と考え、それより幾寸大きいかで等級分けされました。
例えば、五寸の馬――寸は「き」と読む――なら体高は、四尺五寸(約百三十五センチ)ということになります。
記録には八寸の馬、九寸の馬も散見されるので、サラブレッド種とまでは言いませんが、アラブ種程度の軍馬は日本にも実在したということです。
「犬のような馬」――ンな分けね~じゃん!
それではまた、明晩19時に!
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